訪問リハビリテーション まごころ
POSTED.2026.01.19
🎌お正月の伝統遊びで脳と体を活性化!【回想法にもつながるリハビリレク】
こんにちは。
滋賀県甲賀市にあります“まごころリハビリテーション部”です。
新年あけましておめでとうございます。
本年もまごころリハビリテーション部をよろしくお願いいたします。
新しい年を迎えた中でも、本格的な寒さが身に染みる頃ですが、皆さま体調はお変わりありませんか?
気温が低く風邪やインフルエンザが流行る季節であり、転倒の多い時期でもありますので、どうぞ無理なさらずお過ごしください。
リハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士)の仕事というと、歩行訓練や筋力増強運動など、身体機能の向上を目的とした支援を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、私たち専門職はそれだけにとどまらず、「生きがい」や「認知機能の維持」といった、より質の高い生活(QOL)を実現するための支援も大切にしています。
今回は、お正月の伝統的な遊びに隠された、素晴らしい「リハビリテーション効果」についてご紹介します。
なぜお正月遊びは「最高の脳トレ」なのか?
昔ながらの遊びは、単なる娯楽ではありません。専門的な視点で見ると、高齢者の方々の心身の健康を保つための要素が詰まっています。
1. 昔の記憶を呼び起こす「回想法」
かるたや百人一首、けん玉といった遊びは、ご利用者様にとって子どもの頃や若い頃の楽しかった記憶と直結しています。
・遊びを通して自然と「昔はよくやったわね」と会話が弾むこと。
・この懐かしい記憶を思い出すプロセスが回想(回想法)となり、脳の活性化や精神的な安定につながります。認知症予防にも大変有効なアプローチです。
2. 指先を動かす「巧緻性(こうちせい)」の訓練
かるたをパッと取る動作、福笑いの顔のパーツを狙った場所に置く動作、これらは全て指先の繊細なコントロールが必要です。
・手指の巧緻性(細かい作業を行う能力)は、食事や着替えといった日常生活動作(ADL)の維持に欠かせません。
・指先を動かすことは脳の広範囲を刺激するため、全身運動と同じくらい重要なリハビリテーションと言えます。
3. 笑顔と交流による「心の活性化」
お正月遊びは、ご家族や他の利用者様との交流の場です。
・福笑いでの大笑い、すごろくで一喜一憂する感情の動きは、日々の生活のハリとなり、ストレス軽減や社会性の維持に貢献します。
まごころ式アレンジ!リハビリ効果を高める遊びのヒント
私たちリハビリテーション部のスタッフは、遊びをより安全で効果的にするためのちょっとした工夫を考えました。
■ かるた・百人一首のアレンジ
かるたや百人一首は、集中力と瞬発力を高めます。安全に配慮し、椅子に座って行っていただくほか、札を大きくする、読み札を読み上げる前にヒントを出すなど、皆さまが最後まで楽しく参加できるよう難易度を調整しながらサポートしています。
■ 福笑いのアレンジ
福笑いは、空間認知能力や指示理解力を養います。より効果を高めるため、「上から見て」「少し右に寄せて」など、具体的な位置関係の指示で声かけをすることで、脳をより意識的に使っていただきます。
■ 書初めのアレンジ
書初めは、姿勢の維持と上肢の訓練になります。筆を持つ手の力を調整したり、大きな文字を書くことで体幹(体の軸)の安定を促し、肩や肘の可動域訓練にもつなげています。
リハビリテーション+季節の行事の両面からアプローチすることで、ご利用者様が心身ともに充実した在宅生活を送ることを実現します。
まずは楽しいレクリエーションのやり方やデイサービスの体験についてもお気軽に訪問看護ステーションまごころリハビリテーション部へご相談ください。























