訪問リハビリテーション まごころ
POSTED.2024.07.04
ダイエット ≒ 減量ではない?!
こんにちは。
滋賀県甲賀市にあります“まごころリハビリテーション部”です。
梅雨の真っ只中、蒸し暑い日々が続いていますね。
雨降りが続き、外出する機会が減っているので、早く梅雨が明けて、出かけたりしたいなーと思いながら日々を過ごしております。
私事ですが、
外出機会や運動する機会が少ないこともあり、4月から6月にかけて大幅に太ってきました。夏に向けて痩せたいと思い、梅雨が明けたら「ダイエット」をしてい
こうと意気込んでいます!
ところで、
ダイエットと聞くと、「体重を落とすこと」や「魅力的な体型になる」ことだと思っていませんか?
「ダイエット」は広辞苑によると、
「美容・健康保持のために食事の量・種類を制限すること」と意味付けられています。
日本語では専ら「減量」の意味で使われていますが、
ダイエット≒減量です。
また、
日本肥満学会によると
「肥満症は、肥満に起因ないし、関連する健康被害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態」と定義されています。
肥満症は、体重が大きいから疾患とされるのでは無く、肥満に基づく健康被害を合併しているために、疾患とされます。
したがって、
ダイエットの目的は、体重を大きく減量することではなく、減量によって健康障害を予防・改善することです。
あくまで、ダイエットにおいて減量は目的ではなく、手段です。
ダイエットを行う上で、むやみに減量をしても、リバウンドをしやすく再悪化しやすいことも報告されています。
このように、目的と手段がごちゃまぜになると、不利益をもたらすことにつながります。
訪問リハビリテーションにて行う、理学療法・作業療法も同様に、目的と手段を明確に理解せず、ただ単に運動をすると、治すどころか悪くなってしまうことが
よくあります。
何事にも、目的と手段があり、これらをしっかりと分けて、理解していくことが大切ですね。
P.S.
先日、テレビでダイエットには、ブロッコリースプラウトを食べると良いという話を聞きました。食事に取り入れていきたいと思います。