訪問リハビリテーション まごころ
POSTED.2026.03.20
「最期まで、その人らしく。」―「終末期ケア専門士」を取得しました
こんにちは。
滋賀県甲賀市にあります”まごころリハビリテーション部”です。
3月に入り、日差しにも少しずつ春の温かさが感じられるようになってきましたね。
さて、今回は、当部の管理者が「終末期ケア専門士」という資格を取得しましたので、そのご報告とともに、この資格がどのようなものか、また訪問看護・リハビリと終末期ケアのつながりについて、お伝えしたいと思います。

●「終末期ケア専門士」とは?
「終末期ケア専門士」とは、一般社団法人日本終末期ケア協会が認定する民間資格で、生命を終えようとしている人とその家族に対して、身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな側面から支援するための専門知識と実践力を証明するものです。
医師・看護師・理学療法士・作業療法士・介護士など、さまざまな職種の専門職が取得することができます。
「終末期ケア」というと、少し重くてとっつきにくいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
でも実際には、「どんな最期を過ごしたいか」という、本人の意思と尊厳を守ることが核心にあります。
延命治療をするかしないか、だけの話ではなく、
・最期まで食べたいものを食べて過ごしたい
・住み慣れた自宅で、家族と一緒にいたい
・趣味や役割を持ち続けたい
そんな、“その人らしい最期”を支えるための学問と実践が、終末期ケアです。
●訪問看護と「終末期」の関係
訪問看護の現場では、「終末期」はけっして遠いことではありません。
がんや神経難病、心不全・腎不全などの慢性疾患が進行した方、老衰が進んでいる方など、在宅で最期の時を過ごされる利用者様と、私たちリハビリスタッフはご自宅でお会いしています。
そのような場面では、リハビリの役割も変わってきます。
機能を「回復させる」ことよりも、
・苦痛を和らげる動き方のサポート(ポジショニングや呼吸リハビリなど)
・「あの場所にもう一度行きたい」「孫と話したい」という願いを叶えるためのリハビリ
・ご家族が介助しやすいよう、一緒に練習する
こういったことが、終末期のリハビリでは大切な仕事になります。
「治すリハビリ」から「寄り添うリハビリ」へ。
この考え方を深めるために、管理者は今回の資格取得に挑みました。
●「最期まで、その人らしく」を支える場所でありたい
在宅での看取りを希望される方は、年々増えています。
「病院ではなく、家で最期を迎えたい」
「住み慣れた場所で、家族に囲まれていたい」
そのような願いを持つご本人・ご家族に、私たちはお応えしたいと思っています。
そのためには、リハビリスタッフも「身体を動かす専門家」としての役割にとどまらず、終末期の本人・家族を支えるチームの一員としての視点と力を持っておく必要があります。
今回の資格取得は、そのための大切な一歩です。
今後は、この知識をチームで共有しながら、訪問看護のスタッフ・ケアマネジャー・医師と連携し、一人ひとりの「その人らしい最期」を丁寧に支えていきます。
●最後に
終末期ケアは、「死」に向き合うためのものであると同時に、「どう生きたいか」に向き合うためのものでもあります。
残りの時間をどう過ごすか。何を大切にするか。
私たちは、その問いに一緒に寄り添える存在でありたいと思っています。
ご本人・ご家族が安心して在宅生活を続けられるよう、これからもまごころを込めたリハビリテーションを提供してまいります。
どうぞお気軽にご相談ください。























